動物たちの命のこと (2)

 

こんにちは。
波琉南です。

 

前回の投稿で、保健所に収容されてしまったワンコニャンコ達のことをお話しました。

保健所に収容、または飼い主から身勝手な理由で持ち込みされた子達の行く末には
殺処分という現実があることもお分りいただけたと思います。

でも、本来ならば、迷子になってもお家に帰れたら何も問題はないのです。
迷子になった子達の中には首輪をしている子達がたくさん・・ほぼ、ほとんどの子達が、
首輪をしています。
なのに、飼い主が現れない・・。
お迎えに来てくれない。
だから飼い主不明で、殺処分。。
こんな理不尽なことありますか?

首輪をつけ、飼い主となった以上は、その子が最期の時まで責任を持って飼い続けて欲しい。
首輪をつけた時に名前もつけたはずです。
きっと初めは可愛がっていたと思います。
なのにいなくなったのになぜ探さない?
今までは帰ってきたから帰ってくるさ・・なんて呑気な事考えている飼い主さんがいたら、
それは大間違い!
帰ろうとしていたのに誰かに保護されてしまったら?
保健所に収容されてしまったら??
帰りたくても自力では帰れないんです。
前回お話ししましたが、各保健所で収容期間は異なります。
短いところでは3〜4日で期限が来てしまいます。
最悪・・殺されなくていい子達の命が、絶たれてしまいます。
収容されたら、その日から、死へのカウントダウンが始まっているのです。

もし、お家の子がいなくなってしまったら、まず地元の保健所に迷子になっていることを連絡してください。
できたら、地区を越えて移動する場合も多いにあるので、近隣の保健所にも連絡しておくことも大事です。
そして、警察に届けられている場合がありますので、警察へも連絡してください。
でも、警察に言っておいたから大丈夫と思わないことが大事です。
警察と保健所は横の繋がりはありませんから、数日のタイムラグが出ます。
つまり、保健所に連絡しておいても警察に連絡をしていない場合、
もし、警察に届けられていたら、警察からわざわざ保健所への連絡はないのです。
警察では、数日置いておいたのちに、最終的には保健所へ送られますが、
ワンコにとって、その数日も不安に過ごすことになるのです。
どうかどうか、我が子がいなくなったら、すぐに保健所と警察に届けてください。
そして、あってあならないことですが、もし、事故で亡くなってしまっていた場合は、
保健所へも警察へも届け出はいきません。
その場合は、最終的には地元の焼却行政に運ばれますので、そこへの連絡もされておくといいかと思います。

迷子にさせないことが一番大事なことですが、もしいなくなってしまった時のために
今は、マイクロチップを埋め込む方法と手軽なのは迷子札を必ずつけてあげること!
迷子札さえあればという場面に、何度私も遭遇してきたことか・・。
迷子札をつけてあげること・もしくは畜犬登録証でもいいですね。
身元のわかるものをつけてあげさえすれば、すぐにおうちに帰ることができるのです。

動物たちに代わって、言わせてください。
迷子にしたら、必死で探す!!
この責任のない人は、動物を飼ってはいけません。
動物を迎えたのなら、最期まで責任を持って大事に飼ってあげてください。
命を迎えているということの自覚・覚悟も持っていただきたく思います。

その覚悟と責任が持てない人は、動物を迎えないという選択も
動物たちにとっては優しい選択であることをお伝えしたいと思います。

 

そうだ!
大事なこと最後にお願いしたいと思います。
今日、書かせてもらったこと。
動物がいなくなったらどうするべきなのかを知らない飼い主さんが本当にたくさんいます。
「いなくなったのよ〜〜」なんて呑気に話される飼い主さんがいたら、
まず保健所へ、警察へ届けることを教えてあげてくださいね。
そして早くお迎えに行かないと間に合わない!!ということも・・・。
ワンコたちは、檻の中から不安な思いで、飼い主さんのお迎えをずっとずっと待っていますから・・・。
収容されたら死と隣り合わせで待っていること。
決して忘れないでください・・。

最後に・・もう一度!・・・しつこいって言わないでください〜〜(^^;;

『いなくなったら、保健所と警察へ届けること!!』

忘れないでくださいね。

 

では、次回もまた、お伝えしたいことを書きたいと思います。

また覗きに来てくださいね( ´ ▽ ` )

        ੯❤️ HARUNA