動物たちの命のこと (4)

こんにちは。
波琉南です。

九州では豪雨。被害も拡大していますが、
これ以上の被害が出ないことを祈りたいです。
外で飼われているワンコ達のことが心配です。
同行避難できていますように。
みんな無事でいてください。

 

さて今日は、動物を家族に迎えようかな〜〜。
でもどうやったら良いのかな〜。
と考えておられる皆さんへ、またまた、お節介波琉南からのお話です (^◇^;)

前回、保健所から保護された子達を迎えませんか?とお話ししました。

これがまず
選択肢 ① 保健所の保護犬たちから。

次は、
選択肢 ② 動物ボランティアの団体さんたちが保護している子達から。

そしてもう一つの
選択肢 ③ ペットショップに行っちゃう。

今回は、選択肢②の動物ボランティアさんたちが保護している子達を迎えるということでお話ししたいと思います。
(動物愛護団体さんや個人で活動されているボランティアさん=ボラさんと表現させてもらいますね。)
ボラさんたちは、お仕事もしながら、家庭もありながら、自分の時間を使い、
費用も自費で動きながら、いろんな場面で行き場のなくなった子達に手を差し伸べ、保護し、
次の飼い主さんへ繋ぐ活動をされています。
ボラさんたちのところも行き場を失った子達で常に溢れている状況は、保健所と変わりありません。
保護できるキャパを越えてまでも保護をしなければいけない。
新しいお家を見つけてあげないと次の子達を保護できない・・。
そんな負の連鎖の中で活動をされています。

動物たちを家族に迎えたいと思ってる皆さん。
保護された子達ではダメでしょうか?

ボラさん達が保護した子達の中には、ペットショップに並ぶ可愛い子達のお父さんお母さんも含まれています。
俗にいう、動物を繁殖させペットショップを通して売る繁殖屋からの、、引退させられた、、、と言えば聞こえがいいですが、
もう要らないからと捨てられる、殺される寸前の親犬たちが、たくさん保護されています。

本来なら、繁殖屋であっても最後まで大事に動物たちを扱って欲しいのですが、
繁殖屋にとって、動物達は金儲けの道具にすぎません。
命を命と思わない繁殖屋にとっては、産めなくなった親犬達は、邪魔な『物』でしかないのです。
食事も与えず、水を飲ませることなく弱らせ、病気になっても放置して、
ボロボロにして放出する(捨てる・殺す)のです。

でもボラさん達にとっては、ボロボロになった親犬達も同じ命。
大事な命だからと手を差し伸べ、残った彼等の短い犬生を幸せに繋ぐために頑張ってくださっています。

よく、成犬は懐かないのでは?
物事を覚えないのでは?・・・などなどいろんな心配をされる方がいますが、
そんなことないです。
これまで生きてきた環境のわからない保護っ子や世間を知らない繁殖屋からの子達は、
次の本当の家族の元に行くと幸せになりたいと、そのお家に合わせようと、家族にさせてもらおうと
一生懸命に・・なかには不器用な子もいますけど、健気に順応していきます。
こんないい子が・・と思うことの方が多いです。
本当に今まで人間の都合で辛い時間を過ごさせてごめんね。。
と、そんな気持ちになります。
そして、成犬は、とても落ち着いていますし、扱い易いです。
覚えも早いです。
もちろん人間と一緒で、成犬になるといろんな病気にもなるかもしれません。
でも家族に迎えて愛情を注いで育ててくださったら、飼い主さんのその想いに応えようと懸命に生きてくれます。

そして、考えの及ばないことかもしれませんが、
ご自身の年齢に合わせた子を家族に迎えてあげてください。
子犬から迎えたい希望があったとして、もし、あなたが60歳だとして、ワンコの寿命は15歳前後です。
75歳になったあなたが、年老いたワンコさんの介護ができるかな〜って。。思いを馳せて欲しいのです。
共に歳を重ねていける成犬を選ぶことも選択肢のひとつ。

今日は、ちょっと無理強いな内容だったかもしれませんが、ボラさんや保護っ子達目線でのお話をさせていただきました。
何か感じてもらえたら嬉しいなと思います。
まだまだ今回も話足らないことばかりなのですけれど・・・^^’

次回は、ペットショップの事に触れてみたいと思います。

では、また〜〜〜。。( ^_^)/~~~

❤️ HARUNA