どうすることで防げるのか。

こんにちは。
波琉南です。

今回はリアルな今の問題から・・。

SNSをやっておられる方は、目にされた方も多いかと思いますが、
京都の個人ボランティアさんの多頭飼崩壊のこと。
預けていたボランティアさんたちが前々から、
自分の預けていた子たちの行方が分からなくなっていることに不信を持ち、
問いただすと
預かりさんところにいる。
譲渡した・・。
じゃあ写真を見せて、、
やっぱり死んでた・・。
こんな会話が繰り返されていたそうです。

結果、預けていたボランティアさんが踏み込んで目にした情景は・・・・。
個人ボランティアと言う人の崩壊現場としては史上最悪。

内容は、ご存知かと思うのでここでは詳しくは申し上げません。

こんな結果になった根本を考えてみたんです・・・。
もちろん、預かって、なかにはお金をもらってまで預かっておきながら、
お世話もせずに挙句、ほったらかしで
たくさんのたくさんのワンコニャンコさんたちを殺した、この本人が一番悪い。
この人を信じて、状況確認をおろそかにし、預けたボランティアさんも悪い。
このまま、仕方ないで済ませるわけにはいかない事件だと思います。

今回のこの事件で、本当に考えていかなければいけないことは深くたくさんあると思います。

ここからは、一般的なお話として読んでください。

ボランティアにも限界があります。
限界を知って活動しなければならないのも重々承知です。
ですが、限界を超えてまでも保護しなければならない現実もあります。
なぜその負の連鎖になるか・・・
それは、捨てる人がいるからです。
迷子にさせてしまってもお迎えにもこない飼い主がいるからです。
避妊もせずにえさやりを続けている人がいるからです。

全国の保健所はそういう子達であふれています。
目の前にいる子を助けたい・・・その思いでボランティアは活動しています。
それでも保健所で命を絶たれる子たちがたくさんいます。

その他にも飼育放棄の依頼もきます。
ボランティアに言えばなんとかしてくれると思ってる身責任な人がいっぱいいます。
ボランティアは、自分の生活を犠牲にして時間を削って身銭を削っての活動です。
何でもかんでも・・次々とは本当に無理なんです・・。

無駄な命なんてない・・。

1匹でも助けたい。

そう思ってボランティアは走り、動き回ります。
預りさんがいれば、次の子を助けられる・・その見えない穴が今回の事件です。
信じて託した先が地獄だったんです・・。
助けたつもりが地獄に送ってしまっていた。

そして、目の前からいなくなったらそれでいい。気にもしない。
そんなワンコニャンコ達に無責任な飼い主さんたちも
今回の事件に加担していると思います。

知らんふりはダメです。。
近くで居なくなった子達がいたら一緒に探して上げてください。
迷子になっても保健所に届けることを知らない人もたくさんいるんです。

貴方の一言が、貴方の行動で、助かる子達がいるかもしれないことを
心の隅で覚えていてもらえたら、きっとどこかに繋がって大事な命を助けることができます。

助けることも大事なことですが、
まずは根本の蛇口を閉めていかなければいつまでたってもこの状況は変わることはありません。
家族に迎えたら最後まで責任を持って飼育する。
こんな当たり前の事が出来ない人間がいるから、不幸になる子達が溢れかえっている。

日本の法律も動物達には酷です。
動物愛護法もまだまだだ効力が弱いんです。
ならば、そういう子たちをなくすためにもボランティアだけでなく、
みんなが一緒になって考えていかないといけない問題なのです。

これを機にまたワンコニャンコさん達のこと
いろんな方面から見つめてもらえると嬉しいなと思います。

        ❤️ HARUNA